先日2月6日は、鈴木舞さんとのコンサートが無事に開催されました。
コロナ渦第6波の厳しい状況下、お運びくださった皆様、誠にありがとうございました。
フランクのソナタやブラームスのソナタ1番に、いつも以上に熱が入りました。
コンサートでないと出来ない演奏があることを痛感し、この経験は何事にも代えられないと改めて思いました。



Pianist
謹んで新春のお慶びを申し上げます
2022年がコロナ収束の年となり 皆様に幸多き年でありますよう 心からお祈り申し上げます。
本年もどうぞ宜しく申し上げます。
楽しみなコンサートのご案内をさせてください♪
2月6日(日)14時、日仏文化センター汐留ホールにてヴァイオリニスト鈴木舞さんと演奏させていただきます。
プログラムは、ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」や
フランクのソナタ、初めて弾くヨアヒム・ラフなど。
この季節、このプログラムで心身あたたまっております。
寒い時期ですが、お運びいただけましたらとても嬉しいです。
コロナ渦第6波のさなか どうぞ皆さま十分にお気をつけてお過ごしくださいませ。
NYのコンテンポラリー・ミュージックシーンを牽引する「21世紀型オーケストラ」、メトロポリス・アンサンブル(Metropolis Ensemble)のオンラインシリーズに参加させていただきました。
ジュリアード音楽院で出会った作曲家ライアン・アンソニー・フランシスの作品は、クラシック音楽のみならず、ジャズやポップス、エレクトロミュージックの影響を受けています。ピアノ作品は、プリペアドピアノ等の特殊な奏法を使わずに、ピアノ従来の奏法にこだわって書かれています。これまで日本で沢山初演をさせていただく機会に恵まれました。
今回のビデオで演奏したトライ・カンテ(Tri Cantae)は初演から10年経ちましたが、自分の中でも曲の捉え方が随分変わりました。
ぜひこちらのリンクよりお楽しみください。
2011年の自主リサイタルのプログラム・ノートより:
今日のリサイタルのためにライアン・フランシスが書き下ろした作品です。”Tri Cantae”とは、教会音楽として古くから使われたカンタス・フィルムスと、イギリスのテクノユニットAutechreの3枚目のアルバム”Tri Repetae”をもじった題名です。低音部の旋律を基として、3声部で書かれています。低音の旋律は一番速い4分音符、他の2声は2分音符、全音符と倍ずつ遅くなります。旋律が少しずつ移調することによって、音楽の垂直性が消えてゆきました。曲を通してペダルを踏み続けるのですが、衰退してゆく音と次の新しい音が微妙に混ざり合い変化してゆくように意図されています。大きな音の雲がゆっくりと流れていくだけという感じの瞑想的な音は、ニューヨーク出身の作曲家モートン・フェルドマンの作風と似ています。
Shofushaより新アルバム『ピエール・アモイヤル ヴァイオリン リサイタル』のデジタル配信が始まっています。
『アレンスキー』、『チャイコフスキー フィレンツェの思い出』に続く今回のアルバムは、ピエール・アモイヤルさんのヴァイオリン小品集です。
早逝したフランスの真の天才リリ・ブーランジェの小品や、1920年代のノスタルジーが漂うプロコフィエフの名曲「5つの旋律」などが収められています。
Shofushaレーベルは、楽器製作者本人がレコーディングに立ち会い、演奏家と一緒に音を吟味し作り上げるプロジェクト。飯田裕氏製作のヴァイオリンが名手アモイヤル氏と出会い、楽器が心を開いて、音色がどんどん豊かに温まっていく過程を 間近で体験させていただきました。スタジオに設置されていたベヒシュタインピアノの優しい感触も忘れられません。
ぜひ多くの方々に聴いていただけましたら幸いです。
また、CDはアマゾンでの予約が始まっています。
こちらのリンクをご覧くださいませ 。
ベーレンライター社から2015年に出版されたブラームス研究本 ”Performing Practices in Johannes Brahms’ Chamber Music” を翻訳家・天崎浩二さんと共訳させていただきました。
ブラームスが思い描いた音楽とはどのようなものだったのか。リーズ大学のクライヴ・ブラウン博士率いる著者陣が、ブラームスの時代に生きた多くの音楽家の記述や録音等、様々な資料を取り上げて、このテーマを掘り下げています。
一足飛びにブラームスに近づく虎の巻・・では勿論ありませんが、演奏の面白いヒントが詰まっています。私にとって、楽譜を見つめ直し、親しみ深い旋律を改めて新しい気持ちで歌い直す、貴重なきっかけになりました。(「え、こんな風に弾いてもいいの?!」と驚いてしまうような発見もありました)
ブラームスの死後、数十年もしないうちに人々の演奏解釈にどれほどの変化があったのかがわかり、考えさせられます。
2018年から始まり、最後はコロナ渦での自粛生活を共にした2年越しのプロジェクトがようやく完成しました。所々変な私の日本語をビシバシ鍛えてくださった天崎さんに感謝しています。
書店では10月27日頃から入手可能、アマゾンなどでは予約販売も始まっています! ぜひ多くの方々にお手にとっていただきたいです。

新型コロナウイルス感染予防に心を尽くす毎日が続いています。一日も早く、平穏な日常が戻ることを願うばかりです。皆様、どうかくれぐれもお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
SHOFUSHAから新たなアルバム『アレンスキー』の配信が始まりました。不安なニュースが多い中、私にとって待ちわびた知らせでした。
ポール・ローゼンタールさん(vln)、ナサニエル・ローゼンさん(vc)と録音させていただいたピアノ・トリオが収録されています。チャイコフスキーがピアノトリオ「偉大な芸術家の思い出に」でニコライ・ルビンスタインを追悼したように、この作品でアレンスキーはロシアの名チェリスト、カルル・ダヴィドフを追悼します。ロシアの伝統を引き継いだ、アレンスキーの代表作と言われています。
そして、弦楽四重奏第2番は、暗いオープニングから心をさらわれる第1楽章、壮大な変奏が有名な2楽章、ロシアの熱い血が流れています。カルテットながらチェロ2本という珍しい編成で書かれているのも、なんともロマンチックです!両作品とも1894年に書かれています。激動のロシア史の中で、この年はロマノフ朝最後の皇帝ニコライ二世が即位した年でした。
この録音のために、アメリカ、ドイツ、ポルトガルから弦の名手たちが山中湖に集結しました。アルバムに参加できて、本当に幸せでした。
ハイレゾ・通常版ダウンロード・ストリーミングで、お楽しみいただけます:https://linkco.re/ZBTGmu3P
ぜひ、多くの方に聴いていただけましたら嬉しいです。
《収録曲》アレンスキー: ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.32
アレンスキー :弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.35
ポール・ローゼンタール(Vln: YU IIDA 2015)、トビー・ホフマン(Vla: YU IIDA 2018)、ナサニエル・ローゼン(Vc: YU IIDA 2017, 2018)、ゴッドフリート・ホーヘフェーン(Vc: YU IIDA 2011)、福原彰美(Pf: C.Bechstein)



クリスティーヌ・ワレフスカさんのPhilipsレコード50周年を記念して、ブロッホ作曲「ニグン」が4月16日から配信されています。
モントリオールでのレコーディングにお供させて頂き、録音しましたが、その時はアルバムに入りきらなかった未発表の曲です。
このような時局だからこそ、祈りのようなメロディーが心に響きます。
食料配達もパンクしているというニューヨークにいらっしゃるワレフスカさん。とても心配です。。
早い収束を、心から願っています。

昨年はおかげさまで演奏の機会に多く恵まれ 実りある充実した一年でした
演奏を聴いてくださいました皆さま いつも温かい応援をいただきました皆さま 誠にありがとうございました
この春は 翻訳に初挑戦させていただきました『ブラームスを演奏する』(音楽之友社 共訳:天崎浩二 福原彰美)が発売予定です
文献を何度も読み返しながら理解を深める作業は 実演奏の上でも大変貴重な経験でした
2020年が皆さまにとって 喜びに満ちた素晴らしい年になりますように心よりお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
福原彰美
昨日は寒い中、赤坂ベヒシュタインサロンでのコンサートにお越しいただきましてありがとうございました。
大変有難いことに沢山のご予約をいただき、当日は会場のお席を大幅に増やしていただきました。暮れの忙しい時期にお集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。
ショパンのワルツとスケルツォを抱合せての試みに大変温かい反響をいただきました。
朝から楽器を美しく整えてくださった調律師の阿部さんに感謝です。
冴え渡った精鋭な楽器に触れ、まだまだできることがあると演奏しながら思いが溢れました。


先週末は、長野県伊那市の金鳳寺の「第63回 かやぶき倶楽部」にて、演奏させていただきました。
プログラム前半はショパンのワルツ、後半はプーランクの音楽物語「子象のババール」を伊那女声コーラスのリーダーで長野県の小学校のベテラン教師でいらっしゃる山岸祥子先生の語りで演奏させていただきました。山岸先生の明るい豊かな声での語りに触発され、ファンタジーが膨らみました。
「かやぶき倶楽部」に出演させていただくのは今回で3度目です♪これから冬本番に向かう寒さ(この地方では「凍る(しみる)」と表現するそうです)とストーブで暖められたお寺、山の向こう遠くに暮れる夕日。。今回は金鳳寺の冬景色を堪能しました。
いつも温かく迎えてくださる主催の山﨑さん、そして伊那市の皆様に心から感謝しています。


