昨日は、アークヒルズクラブで開催されたシャネルピグマリオンデイズとアークヒルズクラブのコラボコンサートで演奏させて頂きました。演奏を聴いて頂きました皆様、お忙しい中ご来場頂きましてありがとうございました。アークヒルズクラブはアークヒルズ37階の天空のサロンで、素晴らしい夜景を眼下にできるとてもゴージャスな空間でした!
ピアノは、ベーゼンドルファーさんがこのコンサートのために運び込んで下さった世界に25台しかないクリムトモデルを演奏させて頂きました。今年生誕150年であるウィーンの画家、クリムトの『接吻』が装飾された美しいピアノでした。
ココ・シャネルが支援者であったストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3楽章を演奏させて頂きました。
リストの演奏にも耐え抜いたピアノであるベーゼンドルファーですが、ペトルーシュカのオーケストラの音に対しても未知数の可能性がありまだまだ探求すべき音の世界を感じさせてくれました。
また今回はバリトンの坂下忠弘さんとヴァイオリンの矢野玲子さんの伴奏も務めさせて頂きました。伸びやかな歌声の坂下さん、そしてパワフルな音色の矢野さんと、本番ではリハーサルとは違った即興的なフレージングで、呼吸が命のアンサンブルの醍醐味を味わいました。
また終演後のディナーでは美味しいお食事を頂きながらたくさんのゲストの方々とお話させて頂き、本当に貴重な時間を過ごす事ができました。
今回の帰国滞在中は大変素晴らしい機会にたくさん恵まれ、本当に感謝しています。
明日サンフランシスコへ発つ予定です。気持ちを新たに、また精進したいと思います。









