マイケル・マスグレーブ著 “A Brahms Reader”日本語版が刊行です!

秋が深まりゆくこの季節に、新しい本のご案内です。

ブラームス研究の名著『A Brahms Reader』(Michael Musgrave著)の日本語版に携わらせていただきました。

12月6日に、上巻「ブラームスの真実」/下巻「ブラームスの150年」(天崎浩二・監訳、福原彰美・共訳)音楽之友社より二巻同時発売です📚

ブラームス研究の第一人者、マイケル・マスグレーブ教授の集大成とも言える本作。
上巻では、作曲家、ピアニスト、指揮者、教育者、編集者としてのブラームス、信念を持つ一人の人間としてのブラームスを多方面から捉え、彼の人生を幼少期から丁寧に紐解いていきます。そして、下巻の魅力は、事細かにまとめられた150年にわたる作曲家ブラームスの受容史です。その音楽が時代とともにどのように人々に受け止められてきたのか、歴史の流れを感じながら読み取っていただけるのではと思います。

数年にわたり取り組んできた翻訳プロジェクトが実を結び、嬉しい気持ちでいっぱいです。

12月6日発売です。ぜひ、お手に取っていただけましたら幸いです!