もちろん、彼女はまだ17歳になったばかりの少女であり、幼く、楽しく、女らしさや恋の芽の吹く年頃である。しかし、そのことは彼女の演奏の独特の財産となっているあの暗い河、暗雲、溢れる悲しみなどと矛盾するものではない——マック・マックレイ/サンフランシスコ音楽院教授(ライナーノーツより)
《収録曲》
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調作品60
子守唄 変ニ長調作品57
幻想曲 ヘ短調作品49
マズルカ 変ロ長調作品7-1
マズルカ 嬰ハ短調作品30-4
リスト:3つの演奏会用練習曲より「ため息」
ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
ハンガリー狂詩曲第11番イ短調
Akimi plays Chopin and Liszt は、17歳の福原彰美がサンフランシスコ音楽院でマック・マックレイ教授のもと研鑽を積んでいた時期に、夏休みの一時帰国中に制作されたセカンドアルバムです。 ショパンの「舟歌」、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」など、ロマン派の名曲を収録。10代の若き日の成長を遂げた福原彰美が、繊細な詩情と研ぎ澄まされたテクニックで楽曲の魅力を精一杯に引き出しています。若き才能が輝く一枚をぜひお楽しみください。
※本作は現在絶版となっており、NAXOS Music Libraryでのデジタル配信を除けば、Akimi’s Music Storeでの在庫限りとなります。数量限定のため、お求めはお早めに。
【録音】2001年8月16・17日 田園ホール・エローラ
℗ 2002 Gakken CO., Ltd/PLATZ