4月18日の秋田アトリオンホールでのコンサートの後は、南三陸の名足小学校と石巻の仮設住宅街で演奏を聴いて頂きました。震災から2年がたった被災地の今だ厳しい現実と、楽曲についてのワレフスカさんのお話を、私の通訳で熱心に聴いて下さる方々のお顔、ワレフスカさんの愛に溢れたチェロの音がすべて、心に強く残っています。
ワレフスカさんはツアー中、腰の痛みに悩まされていたのですが、石巻仮設住宅街での演奏が終わるや、ワレフスカさんの足をマッサージして、リンパの流れを良くするための体操の仕方を親切に教えて下さった方や、昼食を頂いた南三陸の復興仮設商店街「南三陸さんさん商店街」では、名足小学校に娘さんが通われているというお父様から、わかめロールケーキを頂きました。

そして昨夜は、クリスティーヌ・ワレフスカさんの日本ツアーにおけるラストの公演が、仙台青少年文化センターにて無事に終了しました。
明日は台湾へ向けて出発する予定です。台湾のカーネギーホールと言われる台北の国家音楽廊と高尾市の音楽館で演奏させて頂きます。初めての台湾で、現地の方々に聴いて頂けることを楽しみにしています。
長いツアーの中で、それぞれのワレフスカさんの公演を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。公演にお伴させて頂くことで、たくさんの経験と勉強をさせて頂きました。
——移動が続き中々アップすることができませんでしたが、ツアー後半の写真です——






