Bunkamuraオーチャードホールでのクリスティーヌ・ワレフスカ プレミアム・チェロリサイタルへお越しくださいました皆様、ありがとうございました!
一昨日までの暖かさから打って変わって寒い中、大変多くの方々にご来場頂きまして、心から感謝しています。
クープランに始まり、プロコフィエフのソナタ、ボロニーニ、ブラガート、ピアソラのラテン系音楽、そして華やかなショパンと進んだ長いプログラムを終え、私自身まだ心がいっぱいに満たされています。
ワレフスカさんの大きな音楽の熱量と会場の迫力に触発され、沢山の音色を体験できました。
昨日はホールロビーで、主催のビルボードジャパンさんが「東日本大震災子供支援資金」への寄付を募られました。大変多くの寄付が集まりましたとの事でした。『東日本大震災ふくしまこども寄附金』(福島県)『東日本大震災みやぎこども育英募金』(宮城県)へ寄付されます。
2013年のワレフスカさんの来日ツアーでは、南三陸の名足小学校で演奏を聴いて頂きましたが、当時ワレフスカさんと私を東北へ連れて行って下さった小田原由美さんが、あの時お会いした小学一年生の皆さんが今では中学一年生、皆覚えていますよと、終演後に教えてくださいました。
終演後には、2013年のツアーでお世話になった方々のお顔や、ワレフスカさんのLPレコードを持って来てくださった方々など、沢山の方々にお会いする事ができました。また、1974年のワレフスカさんのリサイタルを聴かれたご婦人の方がいらっしゃり、今日もあの時と同じように涙しました、とお話され、本当に感動的でした。
これから、中国・台湾へ同行させて頂きます。

